ここでは、島根県益田市にある高津地区の伝統行事「ホーランエー」について特集してお伝えします。

ホーランエーを歌おう!

▶︎Youtube動画 高津の伝統行事ホーランエーをうたう(歌の実演 歌詞つき)

https://youtu.be/pmaszDR_kYc

▶︎ホーランエー音頭 歌詞PDF

高津浜ホーランエー保存会「ホーランエー音頭」.png

ホーランエーについて知ろう!

▶︎Youtube動画 高津の伝統行事ホーランエーとは(高津浜ホーランエー保存会による解説)

https://youtu.be/NOGwqSrg9MA

▶︎Youtube動画 ホーランエーと高津の暮らし(ホーランエー保存会OB安野さんによる解説)

https://youtu.be/ZK0GxCTqgyk

▶︎高津のホーランエー神事(PDF)

高津の「ホーランエー神事」

 現在、益田水郷祭と呼ばれ、高津川下流で繰り広げられて、益田の夏の夜を彩る祭りは、もとの高津浜の”十七夜管絃祭”が転じたものです。

 高津柿本神社に広島安芸の厳島神社より分祀された時、厳島神社の「十七夜管絃祭」も一緒に導入され、それが現在の「ホーランエー舟神事」として残っています。

 十七夜管絃祭は旧暦の6月17日にあわせて執り行われていましたが、現在は8月の第1土曜日に開催されるようになりました。(このため、地元のお年寄りは今でも「水郷祭」ではなく、「十七夜」と言われる方がおられます。)

 300年以上も続いていた高津のホーランエー神事でしたが、昭和13年編集された「高津町誌」には“戦前は高角橋の下あたりで行われ、戦後もしばらく行われていたが、漕ぎ手不足や川底の変化などで、昭和26年を最後に中断した。”と記されてます。

 その後、昭和42年に「高津新大橋」が完成した機会に、高津地区の有志によって櫂伝馬船を新しく作り、16年ぶりにホーランエーが復活し花火大会も併せて行われ、「益田水郷祭」として今日に至っています。

 なお、昭和58年7月に発生した豪雨災害の影響で水郷祭が一度中止となっています。

 現在、「ホーランエー保存会」の会員は60名近くおり、御神体を乗せた「御座船」を、提灯や大漁旗でかざった3隻の櫂伝馬船がホーランエーの掛け声で引いて水郷祭を盛り上げて頑張っている状況です。

 今後も、先人達が守ってきた高津地区の伝統行事「ホーランエー神事」を地域の子どもたちに引き継いでいく所存ですので、皆様にはご理解ご協力をいただきたいと思います。今後とも宜しくお願いいたします。

<高津浜ホーランエー保存会>

▶︎「高津「浜地区」のホーランエー神事」(PDF)

▶︎村上勇「益田水郷祭について」(PDF)

▶︎堀江清一「高津の「ホーランエ神事」」(PDF)

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